Japo Boricua tour 2008」 VOL.

今回のツアーではクリニックも行いました。 カザルス音楽院という名もある、「コンセルバトリオ」の フルート科マスタークラスの授業です。 

ここ数年、日本でもクリニックをすることが多くなったので、 今回も気持ちは楽でした。

 しかし、前回クリニックをした時はルイス・ペリーコ・オルティスさんの下、 授業を行ったのですが、ペリーコさん多忙のため、コンセルバトリオの 先生を辞めてしまったので、今回はまったく予備知識無しの状態。 学生達は、どんな授業なんだろう・・・と期待してくれているものの、 彼らがどのくらいのレベルなのかがわからないので、困りました。 

案の定、ものすごいレベルの差があることが判明。 どんな授業にするか、即興のようなものです。 
いやぁ〜〜〜大変だったなぁ・・・ ソロを吹いているのは、来年からフランスに留学するジョナサン君。
 私の伴奏で、「宵待草」吹いています。 
本当に素晴らしい演奏でした。

彼はきっと数年後、りっぱな音楽家に なっていると思います。 

そして、魂を揺さぶる音楽には、国境はないと痛感。 
素晴らしい日本の心そのものを表現してくれました。 

拍手喝さい!!!!


Photo by 村山史典」

プエルトリコでの最大なコンサートは、ホテル・ノルマンディーのロビー全体を使って開催されました。 

気づかなかったのですが、表にはこんなものが・・・ 後で知ってビックリ! 

現物は、後でプロモーターが記念に持って帰ったそうです。

 私が欲しかったのに、と思いはしましたが、考えてみたらそんなテニスのネットみたいに 大きなもの、やっぱりいらないか・・・と思い直したりして・・


Photo by 村山史典」

これがノルマンディーホテルの正面です。

 とても由緒あるホテルで、50年代、60年代には、とても多くのアーティストが 同じロビーでコンサートをしていたということです。 

ここで演奏できたということは、本当に幸せなことと思っています。 

ホテルは、客船をモデルにしています。

スペシャルゲストのルイス・ペリーコ・オルティスさんとの掛け合い。

昨年9月に来日し、私のコンサートにゲスト出演してくださったペリーコさん。

 彼のプロデュースですでに4枚のCDを作っています。 


Photo by 村山史典」

そのプロデュースの腕もさることながら、やっぱりトランペットの音には しびれます。コンサートが一層華やかになりました。

いつもいつも、感謝しています!!!


Photo by 村山史典」

そのペリーコさんが、本当に大絶賛するピアニストの吉弘知鶴子とのデュオ。

ペリーコさん曰く
「演奏するものをとことん気持ちよくさせてくれる」とのこと。

本当にそうなんです。そして彼女とのデュオ「プレシオーサ」では 鳴り止まぬ拍手、そしてスタンディング・オベーション。

メロディーを吹く私、そしてたくさんのお客様も、み〜〜んなが 気持ちよくなれたのは、ちづちゃん、あなたのおかげなんだからね〜〜

 


Photo by 村山史典」

2000年、プエルトリコに長期滞在したときに知り合った 素晴らしいミュージシャンの中の一人、キャンディード・レジェス。

彼は、ヒバロ(プエルトリコ独特の農民から生まれた音楽)で 使われる、グィロの名手。そのテクニック、グルーブは、他に まねのできない世界を持っています。

彼が飛び入りしてくれた時の曲は「オブセシオン」。

写真はキャンディードとバトル状態の場面です。

他にパーカッションのパブロ・ロサリオ(70年代からNYサルサの第一線で 活躍し、現在はプエルトリコで先住民文化の研究者としても有名です)

そしてピアノにラニー・バティスティーニも入り、なにがなんだかわからない カオス状態に盛り上がっているところです。


Photo by 村山史典」

そしてコンサートは大盛況のうちに終りました。

みんな、何かをやり遂げたっていう顔してますね。

 左はじが、パーカッションのパブロです。 ハイテンションだったなぁ〜〜〜


Photo by 村山史典」

CDも皆さんに買っていただきました。

サイン会は、お客さまが一人一人感想言って、しかも抱き合うので とても時間がかかります。

気がついたら、私の頬に真っ赤な口紅と痕がついてましたぁ〜〜〜


Photo by 村山史典」

プエルトリコを後にして、フロリダのタンパに飛びました。

 ここでは本当に久々にパーカッション奏者のジョバンニ・イダルゴとの 共演が待っていました。

ジョバンニとの付き合いはかれこれ10年以上になります。

 世界で最も人気のあるパーカッショニストですが、ものすごーく気さく。
 しかも、最近は老眼鏡かけているので、なにやら加藤茶さんにソックリ!!

ギターの岡本博文、ピアノの吉弘知鶴子とともに、かとちゃん、ぺ!を やってもらおうか・・と悩んだくらい似てました。

 しかしリハーサルに彼が入り、コンガを叩き始めた瞬間、全てが変りました。 ちづちゃん曰く、強烈に目が覚めた!! かれのコンガで「SHIWAZU」を吹いた時、涙が出そうになりました。 私は本当に幸せなフルーティストです〜〜!


Photo by 村山史典」

ついに今ツアー、最終のコンサートが始まりました。

 すご〜くたくさんのお客さんが来てくれています。

MCをはじめたら「スペイン語でしゃべってくれ〜〜〜」と前のおじさん。

 え〜?でもここはアメリカなんだけど・・・ じゃ、と思い、スペイン語で挨拶。
「わ〜〜〜!!!」とすごい盛り上がり。
「ここにはどこ出身の人達がいるの? ぷえるとりこ?(お客=わ〜〜〜!!)キューバ?(わ〜〜〜!!) メキシコ?(わ〜〜〜!!)ドミニカ共和国?(わ〜〜!!) ベネスエラ(わ〜〜〜!!)コロンビア?(わ〜〜〜!!)」 ひぇ〜〜〜どこの国の人もここに集結してるのか・・・ で、私はその時、こりゃ合衆国の大統領は大変だわ・・の一言が アタマをよぎったのでした。


Photo by 村山史典」

2ステージからは、ジョバンニ登場!!

これまた、すっごい人気です。 日本で言ったら、ここにジャニーズ系のだれかが出てきたような感じかな? ステージの時間もどんどん伸び、現在午前2時ごろかしらん?

それでも人々はまだ帰りません。(だんだん少なくなりつつあったけど、 プエルトリカンだけは残っていましたね)

 日本から持っていったうちわ太鼓。

美座良彦さんのパフォーマンスが 毎回とってもかっこよかったです!! で、そのうちわを借りて、ただいま「和」をジョバンニとふたりで表現してます。

 ジョバンニは佐渡で和太鼓と共演をしているので、雰囲気をよく知っています。 丑三つ時のタンパに、笛と太鼓の音がぁ〜〜 後ろは今回の大功労者、ベースのイスラエル・セデーニョです。


Photo by 村山史典」

そして大団円!!

もう夜中の3時近くですよ。

でもこの盛り上がり方。この日は木曜日だったので、きっと皆さん 次の日もお勤めあるだろうに、最後までありがとうございました。 そしてツアーの無事終了の感謝を込めてのご挨拶中です。

日本のメンバーみんな、そしてかかわってくれたプエルトリコや タンパのミュージシャン、そしてこのツアーを支えてくれたたくさんの皆さん、
そしてNPO日本カリブ海交流協会に、本当に心から感謝しています。

本当に幸せなツアーでした〜〜!!! !

MUCHAS GRACIAS !

おまけの写真

ここがタンパベイです。
(あっ、ちょっとメタボなおじさんが写ってるけど・・)

ペリカンさんたちものんびりと休んでいました。

想像していたより、ずっと環境のいい、きれいな街でした。

そしてここに来るためには、海のすぐ上をわたる、長い長い橋をわたります。

車で10分以上は走ったかなぁ・・・ 橋の下が海まで1メートルも無いような感覚でした。

きれいでしたよ〜〜

タンパベイの大きな駐車場あたりを回っているシャトルバス。

さすがにこの時ばかりは、全員観光客モードになっております。

この日はやたらと暑かったのを憶えています。

そしてタンパ観光の合間にひと息・・・でビールです。

ネバダのビールだそうで、美味しかったです。

 これは、フォトグラファー、村山史典さん自ら飲んだビールの写真ですよぉ〜

史典さんも、お疲れ様でしたー!